いつも トップ > リーダーは語る トップ > 岩田 勇治さん 有限会社岩田商会 専務取締役


有限会社 岩田商店
専務取締役
岩田 勇治さん

[本店]
高山市片野町4-531
TEL 0577-33-4567
FAX 0577-34-6509

[セルフハンズ西之一色店]
高山市西之一色町1丁目
TEL 0577-32-4488
FAX 0577-32-4489


明るく開放的なスペース、活気のある店内。多くのお客さんで賑わう「セルフハンズ」。
ガソリンスタンドのセルフ方式を、飛騨で初めて取り入れたのが岩田専務だ。

「セルフサービスで価格を押さえるというのも、今では当り前になってきています。
従来の商売の常識が非常識であるという発想ですね。
商売のやり方に『これでいい』ということはないと思うんです。
常にお客様に刺激を与えられる店であり、スタッフも刺激を楽しめる店でありたいと思いますね。
お客様が『次は何をやってくれるんだろう』と期待してくれる企業でありたいんです。」

8年前、灯油の激安販売で、業界に衝撃を与えた岩田商店。
それ以降も激安販売を続ける努力は並大抵ではなかったそう。

「安く売るのは値段を下げれば誰でもできますが、継続とそして成長していけるかどうかが問題です。
大手元売り商社から安定的に安く仕入れられるパイプ作りと、現金仕入れが基本となりました。
飛騨地区は名古屋からもっとも遠い戦略外エリアということで、流通上の問題もあり、安定して提供するためには在庫を持つ必要もあります。」

それまでの商売の仕入れ方から、まったく頭を切り替えないとここまでは出来なかったと岩田さん。

「しかし一番大切なのは、それだけの在庫と商品を売れるノウハウとシステム作りです。
その設備としてセルフハンズの店づくりや、持ち帰り灯油のコーナーを広く6基に増やしたり独自の企画を進めました。」

飛騨では土地柄、灯油は配達が中心で持ち帰りという需要がなかった。当然配達コストがかかる。
「灯油は買いにこないもの」とスタンドでも給油機は隅に追いやられているという。
これを「持ち帰りだったらもっと安いですよ」と提案したのが岩田さんだ。

「お客さんに選んでもらえることが大切です。
配達も勿論飛騨全域を廻っていますが、待たずに快適に店頭で買っていただける店を作れば、お客さんは買いに来て下さる。
安売りも同じ、しくみをまず作ることが大切なんですね。
低い利幅でも売れる店になってきました。 そしていかに原価を安く仕入れるか。
お客さんには見えないところで続けてきた努力が、お客さんにも通じてきたんでしょうか。」

排ガス規制などで運送のコストは右肩上がりと言われる中、自社ローリーでの運搬でコストを抑えたりと、しくみ作りは続く。
飛騨専用のプレミアムカードを企画し、地域密着で提案するなど岩田さんの新たな挑戦からは、今年も目が離せそうにない。