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飯村 孝司さん
有限会社写専館


高山市桐生町6-78
TEL 0577-33-8680
FAX 0577-34-9755
営業時間
AM8:30〜PM7:00
定休日
月曜日(予約OK)

晴れ着を誇らし気に着た七五三の子供達。
健やかな成長を祈って、また近しい人に成長を報告するために、写真を残す家族で今年もにぎわっている「写専館」。
ここでは、写真スタジオに衣裳とヘアメイク着付室も完備して写真で残す七五三を企画、この9月からの大人気となった。

「3年前から温めていた企画で、今年、京都の衣裳屋さんに行き、七五三の衣裳と小物を含めて80点余り購入してきました。
慌ただしさを避けて、より良い写真を子供に残してあげたいと言う方々が、9月無料10月は5,000円(美容料金別)と沢山の方に喜ばれました。」

都会では子ども写真館など、子供専門の写真館で衣裳付きの七五三撮影のサービスがある。
高山でもそんなサービスをと始められたのが飯村さん。

「きっかけは8年前、結婚式をあげられなかった方が、写真だけでも残したいと当館にいらっしゃったんです。
でも衣裳を借りるにも予算的に余裕が無く、そんな事情を聞いてドレスを用意してみたところ大変喜ばれたんですね。
現在では結婚式の多様化や自分達流の結婚式をフォトブライダルといって、正式なポーズにスナップ感覚で撮る写真を加えて、おトクな料金で提供すればお客さんは喜んでくれる、そんなきっかけとなったんです。
数年前から撮影の問合せと同時に『七五三の衣裳はありますか?』が多くなり、また『外行きは別にして、子供達に写真を残してあげたいだけなのに、なんやかんやでお金も時間もかかる。
写真館の方でお客の利便を考える時代では無いか?』と言われたお客様もありました。
不況、不況という今、不況だからこそお客様にしてあげられる何かがある、とある会合で聞いた言葉に同感し、お得なサービスで未来に思い出を残してあげられる写真館づくりに衣裳を取り揃えたんです。」

飯村さんは33年前、これから高山が観光都市になろうという、まさにその時、大手旅行社6社の協定を結び御一行様を写す観光写真の撮影を専業で始めた経歴を持つ。
以来、(有)寿スタジオを設立し婚礼撮影や商品撮影、出張撮影など、専属の仕事も多く経験とキャリアを積まれてきたが、現在はフリーとなり写専館での撮影に専念できる体制となった。

「私は今までカメラ販売などを兼業せず、撮影を専業できました。
また長年にわたり各所の専属がありましたが、専属をもつというのは身体も時間も拘束されますし、当たり前の事ですが下請け的な立場の身です。
お金を頂く大切なお客様と撮影者が密接に話し合えることもできずに、お客様が思い描いていたポーズが撮れなく御迷惑を生じたこともありました。
専属の頃いろいろな経験をさせて頂いた事に感謝をし、今はスタジオへ訪れてくれるお客様を大切に皆さんに見せたくなる写真を創ることに努力しております。」

二代目である息子、孝一さんも、日本営業写真家協会の副理事長を勤めた滝不二樹先生を師とし愛知県のスタジオで4年余りの修業を終え、現在の写専館新築と同時に帰り一緒にスタジオに立つ。

「一枚の写真から会話が生まれるんです。撮影したネガをテレビモニターでお客様に確認していただきながら表情を選んでいただくのが、本当に皆さん喜ばれるんですよ。」

スタジオの隣で子供達が楽しくヘアメイクできるようにと、ドレッサーもピンクのペンキで自作リフォームした飯村さん。
スタジオのおもちゃやイス、衣裳を眺めると子供達の楽しそうなシーンが目に浮かぶ。どんな仕事もまずはサービスありきなのだ。