様々なサービスが便利さを優先したコンビニ感覚や、インターネット上のショッピングなど人を介さない形態も登場し、それぞれに発展を遂げてきている。
しかし、美容院に限って言えば、そこは地域に密着し、人と人のコミュニケーションによって成り立っていると言っても過言ではないのだろう。
新しくオープンした「フランク」は、窓と大きくとった鏡、木と白壁のシンプルな内装がまるでカフェのようなお店だ。
美容師になって20年、名古屋で7年半のキャリアを持つ西田さん。
「とにかく落ち着ける店にしたいと思っていました。木の床は美容師にとっても疲れが少なく、仕事には良い環境なんです。
BGMもボリュームを抑え、お天気や休日などによって流すジャンルも変えてみたりしているんですよ。」
広い店内は、お客様からも隣の席との間隔が離れていてくつろげると好評だそう。
「美容院に来るのがリラックスの時間と言う方が多いんですよ。
私達の仕事はお客様の求めるものを感じ取って、お帰りになる時、思い通りになったと喜んでもらえることが大切です。
お客様の中には、自分のイメージ通りにしたいという方もあれば、迷いがあって美容師のアドバイスも受けたいという方もいらっしゃいます。
その人が何を望んでいるのか、カウンセリングが一番大切だともいえますよね。」
生活スタイルによって、アレンジができたり、逆に手入れの楽なカットを提案したりと、お客さんに合わせて作り上げるサービス。
商品構成やメニューでも、少し新しいものも取り入れ提案してみたいと、情報や勉強にも熱心だ。
「どこの美容室も勉強しているし、技術はあって当たり前だと思います。
スタッフは東京や名古屋で経験を積んできていますが、スタッフそれぞれに違う技術も持っていて、自分自身が刺激になることも多いですね。
しかし、そんな技術も基本を大切にしているからこそ取り入れられるのだと思い、今でも基本に戻って勉強をすることがあります。」
情報と技術革新がさかんな美容の分野だが、「お客様は店ではなく人につくことが多いのです。」と西田さん。
「どんな店に育って行くかは、これからです。」
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