
岐阜県看護協会(高山・古川)
訪問看護ステーション
総括所長
野崎 加代子さん
岐阜県看護協会(高山・古川)
訪問看護ステーション
社団法人 岐阜県看護協会
*高山訪問看護ステーション
*高山訪問看護ステーション
ケアプランセンター訪問看護部
*訪問リハビリ部
高山市森下町1−208
山王福祉センター内
TEL 0577−35−2566
FAX 0577−36−0525
*古川訪問看護ステーション
*古川訪問看護ステーション
ケアプランセンター訪問看護部
*訪問リハビリ部
飛騨市古川町若宮2−1−66
総合会館内
TEL 0577−73−7566
FAX 0577−73−7565
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介護保険制度がスタートして3年、行政からの支援はもちろん、大きく変わった一つは「利用者がサービスを選べる時代」になったという面ではないだろうか?
10年前、当時看護師として勤めていた野崎さんは、来る介護の時代を肌で感じていた。
「地域でも独居老人やお年寄りが面倒を看る老老介護、共働きなどの状況をみて、家族だけではこれからの介護は限界があると感じていました。医師や行政各分野からの要望もあり、高山にも看護師が家庭を訪問するサービスを立ち上げようとスタートしたのが始まりです。」
意を同じとした看護師3名でスタートすこととなった。 売るものは質の良い「看護」というサービスだ。
資格をもった看護師が、医師の指示のもと、依頼のあった家庭を廻り、病状のチェックや病院と同じ看護を行う。
看護師としてキャリアのあった野崎さんだが、当初は訪問看護の難しさに直面したと言う。
「入院中は患者さんにとって病院と言ういわば他人のテリトリーです。そこで医師の指導内容や食べ物や嗜好品など改めなくてはいけない生活習慣を守れても、退院後、自宅に戻るとそこは自分の城、元の生活習慣に戻ってしまう人もいます。病院時代は注意をしたら済んできた事が、患者さんの目線に立って考えていかなくてはいけないのだと、ハッとさせられました。主役はあくまでも患者さんでありご家族です。私達は“看護をさせていただく”という考えで、良いサービスを行って行かなくてはなりません。現在抱えている悩みや心配は何なのか、現場をみての指導も考えていきます。」
医療的な見地から健康チェックや処置を行い、医師との重要なパイプ役もはたす訪問看護師。
現在では古川、高山、下呂に40名の看護師と、理学療法士、作業療法士4名が月260名の患者さんに1,500回の訪問を行っている。
患者さんは0歳児から高齢者まで、重度の障害をもった方や人生の最期を家族と共に自宅で迎えようとする方まで、様々だ。
「病院も在宅に向けて変わりつつあります。現在は医師、ケアマネージャー、ヘルパー、そして私達訪問看護師とが、チームとなって患者さんを支えて行きますから、患者さんと家族が住み慣れた家で、管につながれず家族と一緒に呼吸をしながら最期を迎えたいと望めば、それを選べる時代になってきたのです。在宅介護をされているご家族は、それだけで本当に立派なんですね。介護サービスを受けられるのは、家族が楽だからだと思われる節もありましたが、実際はその患者さんに健康で快適に過ごしていただくためにあるんです。訪問看護は人と家族と人生を看る仕事、奥が深くてまだまだ入り口に立った所だと感じますね。」
在宅看護という場では、看護師も一人の人間としてひとに向き合う。
そこに生まれる気持ちが、質の良いサービスにつながっていくのだ。
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